Neurosurgery Kinki 2019 Autumn Meeting 第78回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会

会長挨拶

貴島 晴彦
第78回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会会長
貴島 晴彦
大阪大学大学院 医学系研究科 脳神経外科

「令和」という新しい時代に入りました。新時代で初めての第78回日本脳神経外科学会近畿支部学術集会を主宰させて頂きますことを光栄に存じます。これまでの日本脳神経外科学会近畿支部学術集会の歴史を紐解きますと、第1回は京都大学の半田先生が会長を務められ、その後は近畿の脳神経外科の屋台骨を支えまた日本さらに世界へと門戸を開かれた多くの先生が会長を務められました。わたくしの脳神経外科医としての経験はほぼ平成と重なりますが、先の平成の間だけでも本会が大きく成長し続けていることを目の当たりにしてきました。また、近畿支部は日本脳神経外科学会の中でも、それを牽引する大きな力となっているものと感じております。これも、近畿でご活躍されている脳神経外科の諸先輩の賜物であります。本会ではこれまでの轍を繋ぎ、さらに新しい「令和」の時代を開拓する学術集会になるよう務めたいと考えております。

本会はNeurosurgery Kinki 2019 Autumnとして第6回日本脳神経血管内治療学会近畿地方会との合同開催となります。こちらは、本年の6月から心機一転、国立病院機構大阪医療センター 脳卒中内科に赴任されました、山上宏先生が会長を務められます。血管内治療を主体とした脳卒中治療について、充実したランチョンセミナー、教育セミナー、合同シンポジウムを企画して頂いております。近畿支部学術集会の方も、脳神経外科の幅広い分野からの演題を募集しております。また、脳腫瘍に関するランチョンセミナー、てんかんに関する特別講演を用意しております。諸先輩をはじめ、特に若い先生には多数のご参加いただき、活発なご発表、ご討論を期待しております。

会員の皆様のご協力をいただきながら、山上先生と協力し、教室員一同張り切って有意義な会となりますよう準備しております。「令和」の第1回目の会として、素晴らしい会となることを夢見ております。何卒よろしくお願い申し上げます。

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